ナビもつけてやれやれと思った矢先、突然ヘッドユニットがお亡くなりになってしまいました。どうやっても電源が入らなくなっちゃったんですね。まぁ7年ぐらい使ってましたから、寿命かもしれませんねぇ。(それにしてもここ1年で、TV,オーディオと、次々とお亡くなりになってるなぁ。)
困ったことにヘッドユニットだけ買いなおしても、接続バスが古いので周辺機器(CDプレーヤー、CDチェンジャー)を接続するには変換アダプターなど結構な出費となります。CDチェンジャーも調子が悪かった(ときどきCDを変えられなくなる。原因は再生時にCDをクランプする部品からの接着剤が溶け出してCDに付着、結果CDをクランプしたままになる)ので、今回思い切って買い換えとなりました。 |
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今までず〜っとオーディオはKENWOODを使用していたのですが、今回購入したのは、PioneerのDEH-P9900です。どうも最近のKENWOODは、表示が気に入らない(KENWOODに限らず、どうも最近のオーディオの表示部は良いと思えないのは私だけ?)ので、最近ノーベル賞等で話題のOELディスプレイを搭載したPionner社に決定しました(流行り物に弱い。。。)。どうせ機能は各社似たような物なので、面構えだけで決定してます。
これ1台で、CD、チューナー、45w×4のアンプ、イコライザー、DSPなど主要なものが全てまかなえます。今までの2DINのシステムと比べ、無いのはカセットぐらいですかねぇ。しかし最近はカセットが使えるユニットがほとんどなくなっちゃったんですね。上位機種はCD or MDばっかり。でも私、MDプレーヤー持ってないんだよなぁ(笑)。カセットのスレーブユニットを発売してくれないかなあ?MDの普及率って、そんなに凄いのかなぁ? ぼやきはさておき、パッケージ内容は本体のほかに配線とリモコン、音場測定調整用のマイク、取説他となっています。どうせリモコンなんて使用しないので、画像ではパッケージされたままになってます(笑)。 |
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ヘッドユニットと合わせて購入したのは同じくPioneer社の12連装CDチェンジャー、CDX-P1250です。馬鹿でかいパッケージの割には中はスカスカで、本体とケーブル、取付金具、マガジンぐらいしか有りません。取付金具は一部ナビと同じ物のようですね。
さて、このCDチェンジャーとヘッドユニットはIPバスと呼ばれるバスで接続するのですが、このバス、単体ではディジーチェイン出来ないんですねぇ。また電源はこの接続コードに沿って別配線(線自体は一体整形ですが、コネクターは別)となっています(今まで使用していたKENWOOD(K-BUS)はディジーチェイン可能、電源もバスのコネクターに含まれていので、周辺機器を追加したときはこのバスだけの接続でOKだった)。よってナビ(TV)とヘッドユニットもつなごうとすると、なにやら追加で特殊なコネクターなどを購入しなきゃいけないようです(しかも結構高い)。また使用に際しては一部制限もあるみたいなこともカタログには書かれています。ここら辺は改善を望みたいですねぇ。 結局ナビはつながず、TV音声はFMトランスミッターで飛ばすことにしました(同じPioneer社製なのに。。。)。ナビガイダンス時の音量ミュートも使用せず。ガイダンスのたびに聴いてた音楽が突然聞こえなくなるのは鬱陶しいので。 |
ヘッドユニットの取替え
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ではまず既存のオーディオを外します。ここら辺の手順は、オーディオ廻りの分解方法を参照してください。
新旧ユニットを並べてみました。奥行きは若干Pioneerのものが若干長いようです。それにしてもPioneerの製品は、放熱用の穴が多いですねぇ。熱的に厳しいのかしら? この後、車両取付けブラケットを旧ユニットから取外し、新しいユニットに取付けなおします。 |
ヘッドユニットを取り付ける前に
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今回のヘッドユニット後部には、ASLとか言う装置がついています。なにやら車両の騒音状態を測定して、音量レベルを自動調整するものらしいのですが、どのような場所にどのように固定するのか、取説にはかかれていません(おいおい)。
測定部は金属製ですし、適当に転がしとくわけには行かないだろう、さりとて両面テープなどで車両に固定すると、次回の取外しが面倒そうです。 よって左画像のように、両面テープでヘッドユニット後部に貼り付けました。うまく騒音状態が計れるのかわかりませんが、うまくいかなかったら機能を殺せば良いだけの事です(笑)。 |
新しいヘッドユニット取付け直前
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新ヘッドユニットに、車両取付けブラケットを組み込んだ状態です。あまった下部1DINには、オートバックスの1DIN用小物入れ(型番PA-34A、Dポケット
フリーボックス)を今回は取付けてみました。BG型LEGACYは小物入れスペースが少ないので、重宝するかもしれません。
で、この後ポケットはADDZEST製汎用1DINポケット(引出し式)、LRA-029-500に代えちゃいました。比較画像を見てもらうと、ポケットの大きさが一目瞭然です。引出し動作のスムースさもADDZESTに軍配が上がりますね。但し値段が倍以上しますけど。。。 そうそう、初めてヘッドユニットを交換される方は、車種別コネクターと、Legacyの場合はアンテナ延長コードが必要です。 |
さてCDチェンジャーの方は?
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平行してCDチェンジャーの取替も行っていきます。左画像は新旧の物を並べたところです。幅が若干狭くなっているほかは、特に変わりありませんねぇ。厚さは10→12連装になった分、増えています。重量は軽くなったものの、ことサイズに関してはここ7年であまり劇的な進歩は無かったようです(笑)。
また以前のKENWOOD製の物には、Wの文字の一部が電源ON時に赤く光るお遊び?が有ったのですが、Pioneerのものは味も素っ気も有りません。ちょっと残念。 |
CDチェンジャーを取付けるために
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さてBG型LEGACYの純正CDチェンジャーブラケット(品名:CDチェンジャーブラケット、品番:H6217AC906)の底には、各社のCDチェンジャーが固定できるように予めたくさんの穴があいています。が、今回のものにそのまま適合するものはありませんでした(涙)。(しかしこのブラケット、小物入れを殺すんだよなぁ。設計がいまいち!小物入れの中にCDチェンジャーが入ると良いのに。。。)
仕方が無いのでCDチェンジャー付属の取付けブラケットに、片側1コづつ穴をあけなおし(1コは穴が合うので)、固定することにしました。 なお配線は、ここから後部座席後ろで助手席側に渡し、助手席側サイドシル内を通してグローブボックス下経由、ヘッドユニットに接続、というルートでぴったりとなりました。運転席側のサイドシルを通すと、かなり余ると思います。ちなみに私の車は、運転席側サイドシルには電源関係、助手席側サイドシルには信号関係、センタートンネル部にはアンテナ関係という風に、一応線の種類によって通す場所を変えてみています。効果の有無は不明ですが(爆)。 |
取り付け完了!
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なんのかんので、配線をまともに処理(内装に隠す)してたら2時間半ほどかかりました。作業が遅いなぁ、私。左上画像は、オーディオを取付け終わった状態です。
ヘッドユニット部はDINサイズなので何の違和感も無いですね。小物入れが若干浮いてる感じがしていたのですが、買い換えたら結構まともになりました。 でもこの小物入れの表面、なんかもったいないなぁ。なんかつかないかなぁ(笑) CDチェンジャー部もすっきりまとまりました。厚さが増えた分も取付けに関しては問題無しでした。 そうそう、CDチェンジャー用のアースは、荷物固定フックのうち運転席のリヤ側のものを固定しているボルトに共締めとしました。 |
使ってみると
まぁ、カーオーディオなんてドンとシャリだけ出てりゃぁ良いと思ってる人間の感想ですので。。。。(^^;)
今回のヘッドユニットはHPF付きなので、ドアスピーカーを中音域に専念させることが出来ます。よってサブウーハー使用時に低音が妙にこもることが無くなり良好です。低音のつながりがだいぶすっきりとしました。 全体的には以前のものより、音がくっきりと明るくなった印象を受けます。これはイコライザーの調整(現在未調整)にもよるんでしょうけどね(それともフラシーボ効果か?)。またDSPを使用していないにもかかわらず、なんとなくエコーがかかっているような気が。。。(そう言えば昔のモデルってDSPの細かい調整が出来たのですが、最近のはプリセットから選ぶだけなんですねぇ) あとの細かい音の違いなんかは、私にはわかんないです(爆)。それにしても機能が多すぎて使いこなせそうに無い。。。(更爆) 但し、操作性に関しては以前使用していたKENWOODに軍配が上がります。旧KENWOODは、ほぼ全ての操作が本体左側だけで行なえたのですが、今度のPioneerは音量は左側、その他は右側と別れており、操作に戸惑うことが多いです。慣れの問題かなぁ? そうそう、最大の欠点?が一つ。音楽再生時の時計表示が非常に小さいんです。ご存知の通りBG型のLEGACYまで時計は有りませんから、ちょっと困ってます。時計をどこかに追加するか?。 |