注意:以下の内容は、あくまで私が自身の車であるBG5C GT-B Limitedに対して行なった作業の記録です。
ご自身でDIYされる方は、自己責任での作業をお願いいたします。
はっきり言って、私は運転が下手である。(爆)
特にバックは苦手で、バックで駐車場に車を止めると、なぜか自分の車だけが斜めを向いている、ということを何度も経験している(汗)。で、何気にBE/BH D型のオプションカタログを眺めいたときに見つけたのが、このリバースミラーコントローラである。 要は後進時に助手席側ミラーの角度を若干下側に向かせることで死角を減らすと言う製品だが、私の脳裏には別の利点が過ぎった。即ち車体と地面に書いてある白線の位置関係が見やすくなれば、車を斜めに駐車することがなくなるのではないか?という安直な発想である。 ディーラーでBEの配線図を見せてもらったところ、ミラー周りの電気回路はBGとなんら変わりないことがわかった。ならばBGにも装着できるだろうと安直に考え、何はともあれ、部品を発注したのであった。 |
パッケージの中身
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品名:リバースミラーコントローラ、品番:J2717AE010、\14,000(高ぇ)。
中身はコントローラユニットとハーネス、ユニットの隙間塞ぎ用のシール、タイラップ、分岐コネクターに説明書、といったところである。 配線のうち、ミラー近くに接続するところはコネクタがついており、BE/BHに取付ける場合はコネクタを割り込ませるだけでOKとなっている。 その他に必用なのは常時電源とACC電源、バック信号といったところ。BE/BHなら運転席ハンドル下にナビ用の便利コネクタがあり、ここで全ての配線が終了するのだが、BGにはそんな便利なものない。。。(涙) |
コントロールユニットの中身
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とりあえず中身を開けてみるのは私の場合お約束である。今回も例に漏れず(笑)、意味もないが中身を開けてみた。
中身はもっとシンプルかと思っていたが、意外や意外。結構電子部品が詰まっている。ちょっと自作で作る、というわけにはいかないようだ。。。高々ミラーの角度をいじるだけなのになぁ。 |
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ミラー周りの配線はコネクタ割り込みだけで済む、と言うのはBE/BHに対してであって、BGに取付ける場合は当然加工が必要となる。
正確に言うと、コネクタ自体の形状は同じだが、線の位置が違うのだ(惜しい!)。世の中、そこまで甘くないようである。 まぁ、コネクタのピンを引っこ抜いてBGの配列に入れ直す、という手も考えられるのだが、面倒くさがり屋の私が取った方法は、、、その通り。配線の切った貼ったである。(動きゃいいんだ、動きゃ。) 一応頭を整理する意味で、作業内容を描いたのが上図の配線図である。まぁ、この前のBE/BHキーレスユニット移植に比べれば楽勝そうだ。所詮ミラーを動かすだけだもんなぁ。 |
ミラーへの接続部
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事前検討が終わったところで、早速作業開始となる。
まずは助手席のサイドシルを取外し、B27コネクタを引っ張り出して外したのが上の画像である。右に見えるのが付属のハーネスで、ミラー内モーターに割り込ませる3×2本の線以外はコネクタ間を結んでるだけである。この3×2本の線をBGの配線に割り込ませれば良いわけだ。
最後に配線を隠して、コントロールユニットをグローブボックスの裏に強引に(笑)取付け、作業終了。 |
シフトレバーをリバースに入れると同時に、”うい~ん”と助手席ミラーが下を向き、なるほど、確かに死角が減るは、こりゃ。
地面に描かれた白線と車体の位置関係もわかりやすい。おおっ、車がまっすぐ止まっている(笑)。 苦手の縦列駐車もやりやすくなったぞ。車体と縁石の位置がよく見えるため、ホイールを擦る恐れも無いし。当人比で10cmほど縁石側に寄せられるようになった(わ~い(^^)V)。 技術(テクニック)は技術(テクノロジー)でカバーされる、良い見本のようだ。。。。(情けなや) まぁ、値段は高いが(運転の下手な私には)便利なグッズと言えそうだ。 なお、カタログでは、「助手席ミラーが5.5度下を向く」と記載されているが、実際はコントロールユニットのディップスイッチで8段階に角度を調整可能である。取説の推奨値は、8段階のうち傾き最大から2番目となっている。また本機器の機能のキャンセルも出来るようになっている。 注:
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