ナビの取付け

注意:以下の内容は、あくまで私が自身の車であるBG5C GT-B Limitedに対して行なった作業の記録です。
ご自身でDIYされる方は、自己責任での作業をお願いいたします。
 
ついに買っちゃいました。ホントはもう一代待とうかとも思ったのですが、今年の終わりから半年ほど長期出張に出るので、現地の情報を得ようと思い決断しました。(次の代だと、手持ちのTVもつながるかどうか不安だったし。。。。)
 
やはりナビはなにより精度でしょう。ということで精度No.1の呼び声の高いPioneer社の物にすることは、TVを選んだ時点で決定していました。(といっても、今は衛星の意図的な情報劣化が無くなったので、何処の会社でも精度が良いらしいですけど。)

 パッケージ内容は?
 
部品数は結構多いぞ TV無しとは言え、パッケージの中には結構ぎっしりと内容が詰まってます。本体の他にDVD-ROM、GPSアンテナ、リモコン、音声認識用マイク、音声認識発話用リモコン、携帯電話接続用ケーブル、取付金具、配線(実はTVに付属の配線を使うので、これは使用しない)など。マニュアルも4冊(一番厚いやつは、なんと300頁以上!!)です。
 
大笑いだったのが、Niftyの入会案内が入っていたこと。ナビもパソコンと同じようになっていくのだろうか?

 さぁ、がんばって取り付けてみよう!
 
取り付けの道のりは結構つらい ナビ本体は立てて設置できません。つまり平らに設置しなければなりません。すると、設置できる可能性は2ヶ所。つまり座席の下かラゲッジルーム(スペースをつぶさないためには、サブトランクの中)になります。
 
サブトランク内は熱がこもる可能性も有り、また取り付け強度(=精度にもかかわる)も今ひとつと思いますので、運転席の下に取り付けることにしました。助手席下にはDC/AC変換器が陣取っていますし、サブトランクにはぎっしりと小物が詰まってますので。
 
まずは取り付け位置を確認します。私の場合、運転席はRECAROなので、左図のような取り付けフレームがあります。これに干渉しないように取り付ける必要があります。

 

 金具を取り付けるのが面倒だった!
 
カーペットをめくるまでが一苦労

やっと金具が取り付け終わった

固定方法をちょっと変更

延長ダクトをつけた

取付金具をフロアに粘着テープで接着、固定するために、カーペットをめくります。これがなかなか面倒でした。左の位置までカーペットをめくるために、運転席、運転席後ろの座面、サイドシル、Bピラー内装、給油口オープナーのカバーまで外す必要がありました。後はカーペットを止めているクリップを外せばカーペットをめくることが出来ます。(ついでに配線を通すためにセンターコンソールも外した)これだけで結構疲れます。
 
カーペットをめくると、制振材の鉛がフロアに貼ってありました。BF時代より制振材やカーペット裏の吸音材の面積が増えているようですね。
 
で、位置を決めたら金具を全て組んだまま、粘着テープ(おそらくブチルゴム。取り外すのは大変だろうなぁ)で取付ベース(平板にボルトが2本ついている)×2個をフロアに貼り付けます。
 
次に取付ベースを残し、本体を取り外します。こうすることで固定金具のボルトの位置が、本体取付アングルと一致するわけです。
 
次にカーペットを戻し、固定金具のボルトが出る位置を穴あけします。これでようやくナビが固定出来ます。
 
さて、ナビの固定方法は取付説明書ですと下図の上のような取付方法となります。つまりフロアカーペットを取付アングルで挿んで蝶ナットで締め付けるわけです。
 
しかしLegacyの場合、フロアカーペット下面には結構厚く吸音材が貼り付けてあるため、説明書通りの方法ではナビをがっちり固定することは出来ないように思います。
 
そこで取付アングルの下にナットを追加し、このナットと蝶ナットで取付アングルを挟み込むことにしました。これで少しはがっちりとナビを固定することが出来ると思います。

更に今回、暖房用ダクトからの温風がナビを直撃することを防止するため、延長ダクトを準備しました。一番下の画像がそれで、左右に延長ダクトを備えています。
使用した部品はスバルの純正部品で
 品名 DUCT EXT 品番 72512AE030
    DUCT EXT    72512AE040
価格はそれぞれ\960です。

これらはもともと新世紀Legacyのナビ取付セットに付属してくるものを補修部品として取り寄せてもらったものです。このためか、右側ダクトはカーペットの凸部(あまった配線を束ねておくスペースか、車種によっては何かパーツがつくのかもしれない)にぶつかり、収まりが良くありません。まぁ、専用部品ではないので仕方が無いですね。左側は問題なく装着できます。助手席下だと両方とも干渉せずに取り付くようです。

余談ですが、音声認識用マイクはハンドル付け根(パーキングランプスイッチの横)に、音声認識発話リモコンはサイドブレーキの手前に貼り付けました。
発話リモコンはハンドルに取り付ける留め具が付属しているのですが、どうもハンドルを持つときに邪魔になりそうで、でハンドル取り付けは見送りました。
 
あとはリモコンと、携帯電話の位置を決めなきゃなぁ。今は助手席に転がしっぱなしです。でも携帯はともかく、リモコンを固定する場所がないなぁ。どうしようか?
 

 ナビを固定、配線作業
 
ナビをとりあえず固定したところ ナビを固定と平行して、配線作業を行ないます。主だった配線(電源やイルミ線など)はTVと共用なので、特に新設する必要はありませんでした。らくちんです。但し当然配線はカーペット下に隠してあります。余った配線は、上記の延長ダクト干渉部のスペースに詰め込みました。
 
結局新設しなければならないのは車速パルス、及びバック信号線のみです。それでもナビの後ろ側は、配線の山でごちゃごちゃです。
 
そうそう、FM-VICS用のアンテナ線はフィルムアンテナのパルウスFM-VICSを、ついでにGPSアンテナもパルウスGPSにして、外にはアンテナが露出しないようにしてみました。これらの取付け方法はこちら
 

 車速パルスの取り出し
 
車速パルスの取り出し 車速パルスは、i301コネクターの6番線(緑地に黒線)から分岐します。左の画像では、既にレーダー用にパルスを分岐しているので、そこから更に分岐する形になっています。あんまり良くないんですけどね。

ちなみにi301コネクターは、リモハザの施工で使用したi300コネクターの隣です。

 バック信号線の取り出し
 
バック信号線の取り出し バック信号線は、残念ながら良い位置にコネクターが無いためサイドシル部分を通っている配線束から分岐しました。運転席側のサイドシルを外し、中の配線束から茶色地に黄色の線を見つけて分岐します。
 
ちなみにサイドシルの外し方はこちら

画像では既に施工が終わっているので、分岐した赤色の線しか見えてません(汗)。

 作業終了かと思いきや
 
座席を戻したところ あとは座席を戻して取付作業は終了です。このあとセンサーのリセット(時速30km以上で10秒以上直進を行なう)を行なえば、使用できるようになります。

ところが取付いた状態は左画像のように、結構ナビが座席の後ろ側になっています。ですので後部席の人間からの”蹴り”を受ける可能性がありそうです。防止策を考えないと、安心して4乗することが出来ないと思い、蹴り止めを設置することにしました。

 

 蹴り止め設置で今度こそ作業終了
 
蹴り止めをつけた っつーことで、蹴り止めを設置しました。RECAROのベースフレーム〜スライドレールを固定している部分の余った穴を使用してL字ステーを組合せ(フォグの取付でいろいろ余ってたステーが、ようやく日の目を見た!)、これにアルミのアングル(これも吸気温度計取付時の余り物)を取り付けて完了です。
 
但しこの方法は、RECAROを使っている人だけが取れる方法ですねぇ。一般向きではない方法で済みませんです。
 
強度的には結構丈夫で、十分ナビを守ってくれそうです。
但し座席下につま先が入らなくなったので、後部席の居住性は若干低下したかも。ゴムでも貼って、フットレスト風に仕上げようかしら?(まぁ、どうせ私は座らないので、どうでも良いですけど(^^;))

 使ってみると
 
まだ全然使いこなしていないので、感想はまた後日にアップします。それにしても機能が多すぎて、とても使えこなせそうにないなぁ(爆)。

 

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