フィルムタイプのダイバーシティアンテナです。室内に取り付けるタイプのダイバーシティアンテナでは一番評判が良いようなので、今回のTV更新に伴い取り付けることにしました。
今回使用したのはリアクォーターガラスに貼り付けるタイプ(型番FLA-101、結構高くて量販店で\20,000ぐらいしました)ですが、姉妹品でリアガラスに貼り付けるタイプのダイバーシティアンテナと、同じくフィルムタイプのFM-VICSアンテナ、フィルムタイプのGPSアンテナが発売されています。 |
パッケージ内容は?
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パッケージの中身は、フィルムタイプのアンテナ(画像中央上側)、緑の箱がアンプユニット、赤い線が電源からアンプユニットまでの電源コード、黒い線がアンテナ出力コード、見にくいですが赤いコード左のビニール袋に入っているのが、フィルムアンテナとアンプユニットをつなぐコネクターです。
いずれも左右一対が同封されています。 そうそう、発売元は原田工業(株)です。 |
まずはフィルム貼り
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綺麗に仕上げるため、まずはDピラー部の内装を手前に引っ張って外します。
次に薄めた中性洗剤をガラスとセパレーター(剥離紙)を取ったフィルムアンテナにたっぷり吹き付け(100円ショップで買った霧吹きを使用)、アンテナを貼り付けます。 そしてゴムのスキージ(ヘラのことです。スモークフィルムなどを貼る為のセットがカー用品店で売られています)を使用して、内側から外側に向けて気泡と洗剤をしごき出します。LEGACYのクォーターガラスは上下にも若干曲面がついていますので、注意しながら丁寧に作業を行ないます。フィルムが濡れているうちはやり直しも利きますので、納得いくまで作業しましょう。 |
アンプとコネクターを設置
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コネクタと呼ばれる端子をフィルムアンテナに貼り付け、アンプ行きの線と接続します。またこのそばにアースを取る必要がありますので、Dピラーに穴をあけ、タッピングビスで固定しました。画像ではリアトゥーイーターを固定しているネジが見えますが、これはアースに落ちていないので使用不可です。
また画像ではわかりませんが、このタッピングビスがDピラー内の配線を傷つけないよう、ピラー内配線にはコルゲートチューブをつけ、カバーしてみました。 |
左側はこんな感じ
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同じ作業を左側でも実施します。あ、そうそう。アンプ用の電源は、リアのカーゴソケット部(どうやらACC電源のようです)から分岐しました。
アンプは左右ともカーゴルームポケット部に両面テープで貼り付け、また、アンプ部のアースを近くのボルトに共締めします。但しアース線の位置が限られている(アース線を伸ばすと感度が落ちると取説に書いてある)ので、アンプの位置を確認しながら配線作業を行なう必要があります。 あとは内装の内側にアンテナ線を隠していけばおしまいです。とは言っても、初めてばらす内装部分は意外と時間がかかりました。 |
アンテナが外に出ていないのが、こんなにすっきりする物とは知りませんでした。また私の車はリヤ廻りがスモークガラスな為、アンテナ自体も外からはほとんど見えず、非常にすっきりしています。立体駐車場使用時でもアンテナを気にしないで良く、いい感じです。
肝心の感度は、外部アンテナに負けず劣らず、と言ってもちょっとだけ落ちるかな?と言ったところでしょうか。まぁ、今回はTVも一緒に付け替えたため、精確な比較ではないですが。
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