リモハザの取付け

以下の作業内容は、私自身の車(BG5C GT-B Limited)に対して施工した際の作業記録であり、実際の施工に際してはご自身の責任で行なわれますようお願いいたします。
取付けに関しては、デビルさんのHPを参考にさせて頂きました。
この場を借りてお礼申し上げます。
DIYの苦手な人にも朗報。こんな製品がスバル製品株式会社より発売になったようです。
これならディーラーでつけてもらえますので安心ですね。

 枠の付いた画像をクリックすると、拡大画像(640×480)を見ることができます。但しサイズが大きいのでご注意を!

 リモハザとは?
 
欧州の高級車?なんかでは、リモコンのドアロックを作動させるときにハザードを点灯させ、施錠、解錠の確認が出来るようになっています。

LEGACYはご存じの通り、施錠、解錠時にブザーが「ピッ」っと鳴り、動作が確認できるようになっていますが、助手席側やリヤハッチ側からリモコン操作すると音が聞こえ辛く、うるさい道路脇では全く聞こえない場合もあります。

そこで前述の欧州車のように、リモコン作動時にハザードを点灯させようというのがリモハザです。

 どうやってるの?
 
配線図にするとこんな感じ
仕組みはリモコンの動作確認音を発生させるブザーにリレーをかまし、ブザーが鳴ると両側のウインカーに電流を流し、ハザード点灯させる、というものです。

ちょっとデフォルメしてありますが、配線図を書いてみると上のようになります。中央部のリレー2個を追加するわけです。

 さて作業開始!
 
リレーを2個つなげる
i300はこの位置
i300の配線分岐状況
まずはリレー2個を用意し、上記配線図のようにリレー付近の連結すべき線をつなぎます。

今回使用したリレーはオートバックスで購入した潟tジックス製STAFMAN B-35という12V30Aのものです。このリレーが一番小さかったので決定しました。ちなみに\1,280/個でした。

ちなみにこのリレー、エーモン製のリレーと配線色が異なります。エーモン製とは青と黄の線が逆なんですね。普段エーモン製を愛用されている方は注意願います。

次に運転席のロアカバーをネジ2本を取り外した後に取り外します。
  
左画像では配線の陰に隠れていますが、楕円部に黒色の22極コネクターがあります。これがi300と呼ばれるコネクターです。この隣には同じ22極のコネクターが2つ(i301白とi302茶)並んでいます。
 
余談ですが、このi300〜i302コネクターには、いろいろ便利な信号線が固まっています。そのうち整理して、アップしたいですねぇ。
 
さて、i300コネクターの8番線(ライトグリーンに白線)が左ウインカーに、9番線(白に赤線)が右ウインカーに接続されています。

3枚目の画像が、i300に割り込み線を取りつけた状態です。ロックがある側の端から3番目と2番目が、8番線及び9番線になります。ここから線を分岐し、リレーの出力側に接続します。

 

 お次は足元の作業
 
B117はこの位置
B117の配線分岐状況
リレーの取付け状況
次にフロントサイドシルアウターカバーをクリップを1個取り外した後に取り外します。
そしてヒューズボックス下のスペースから配線を引出し、奥からB117(変わった形のコネクターです)を引きずり出します。どこにあるのかと思ったら、だいぶ奥に隠れていました。

このB117の17番線(黄色に緑線)と18番線(ライトグリーンに白線)から線を分岐します。17番線から分岐した線はリレーの信号線に、18番線から分岐した線はリレーのアース線に接続します。

あとは常時電源をリレーの入力側に接続すれば、配線作業は完了です。

ちなみに私は常時電源を、将来のナビ設置(いつになることやら)を見込んでキーシリンダ部より分岐した線に接続しました。
といいつつ、結局ナビはバッ直電源で接続しちゃいました。

最後に前述のリレーを固定します。私は汎用ステーを利用し、運転席ロアカバーの裏に止めてみました。(一番下の画像)
但しこの位置だと若干ロアカバーがゆがんで閉まる可能性があります(リレーとカバーの取付面が一部干渉するため)。画像よりももちっと下げた形で取り付けたほうが良いかもしれません。
 
この状態で試運転を行ない、問題がなければ各部を復旧し、作業終了です。
 

 

 使ってみると?
 
リモコンの動作にハザードが応答するので、リヤハッチからリモコンを動作させたときでも施錠がはっきり確認でき、非常に良いです。施錠、解錠でハザードパターンが違うのもGood!

また運転席ドアノブを動かすと、暗証コード式キーレスエントリーの動作音と共にハザードが点滅するので、悪戯や防犯にも効果があるかな?とも思っています。

 
 ちょっと手直し
 
リレーを変更

ちょっと小型化に成功?!

いいかげん運転席足元の配線がひどくなってきたので、整理の第一弾としてリモハザのリレーを小型のものに交換しました。

使用したのはSC OSCERとHiビームを連動させる!で使ったリレーに使用したのと同じものです。このリレーは2つの接点を同時に動かすことが出来るタイプなので、リレーとしては1コだけでリモハザが完成します。

車両に取付ける前の状態が左上の画像です。この後基盤の裏を絶縁して運転席ロアパネルに取付けました(左下の画像)。前述の連動リレーと並んで取り付いてます。こんなことなら2個のリレーを同じ基盤につければよかった。。。
 
ターボタイマーの配線やり直しと共に行ったので、ちょっとだけスペースが整理されました。でもまだまだ見たくない、ひどい状態が続いています(汗)。道は長い。。。
 
 

 

 更に手直し?
 
BH型の電波式キーレスエントリを移植したため、リモハザ用リレーが不要になったので撤去しました。
 

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