BH型電波式キーレスエントリの取付け(キー加工編)

 
注意:以下の内容は、あくまで私が自身の車であるBG5C GT-B Limitedに対して行なった作業の記録です。
ご自身でDIYされる方は、部品の調達も含め、自己責任での作業をお願いいたします。

長くなっちゃいましたので、準備編と作業編、キー加工編に別けました。
 
準備編はこちら
作業編はこちら

なお取付けに関しては、NSRさん、デビルさん、岬さん(以上50音順)のHPを参考にさせていただきました。
この場を借りて御礼申し上げます。

 キーの比較
 
あんまり意味は無いけれど まずは新旧のキーを比較してみました。
 
当然ですが今回のものは中古品ゆえ、以前のオーナーのキーが刻まれています。また現行Legacyのキーは旧世紀のものと形状が違うので、新品を購入したとしても簡単に転用は出来ないように見えます。最低でも溝を掘り直す必要があるでしょう。
(キーの形状が同じなら、New  Age Impreza STiのキーを購入しようかと思ったのですが、こちらも形状が違うとのことです(ディーラー談)。というか、BE/BHとNew Age Imprezaはキー形状が同じで、BD/BGとは異なるとのこと)
 
並べてみると、BGのキーが小さい(プラスチックの部分、キーともに)ことに気付きます。

 BHキーをぶっこわそう!
 
ぶっ壊す以外に手は無い 他のHPでの完成報告のように、今のリモコンについているキーを加工してもいいのですが、私は基本的に現状復帰できない改造はしない主義なので、キーを新作することから始めました(おかげでえらく金がかかった。。。)。ということで、まずはスペアキーを製作します。

次に今回使用するBHのキーを分解してみました。キーの部分はプラスチックの台座の部分に埋め込まれており、そのままでは取り出しできない状況です。そこで。。。

キーを覆っている部分のプラスチックをカッターで削り落とし、キーを強引に取り出します(左図)。次に取り出したキーの形状に応じて、準備したスペアキーを金鋸で切断し、適当に整形します。どうせ隙間はパテで埋めますから、大雑把な形でOKです。
 

 切った貼ったでごまかそう!
 
形が合わなければパテでごまかせ キーの蓋を固定するために、キーにネジ山をたてる必要があります。そこでネジの位置を取り出したBHのキーからマーキングします。
 
下穴をφ1.6mmのキリであけた後、M2×0.4のタップでネジを切りました。キーの材質が比較的やわらかい(真鍮かな?)ので、意外と作業は簡単でしたね。

タップをたてたスペアキーを台座に入れ、隙間をエポキシパテで埋めます(左図)。今回は5分硬化タイプのエポキシパテを用意したのですが、位置決めに手間取り、作業途中で硬化が始まってしまいました(汗)。もうちょっと長めの硬化時間のもののほうが良いようですね

 
 形になれば良しとしよう!
 
何はともあれ作ったものの勝ち!
最後にパテの形状をカッターで整え、蓋を閉めれば完了です。ちょっと角度がついてしまいましたが、まぁこんなもんでしょう。
 
惜しむらくは、ボタンが今までのように1つだと操作が楽なんだけどなぁ。
  
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