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純正ヘッドランプAssyとトレードする形で取替となります。ウインカー、Low、Hi、ポジションランプと付随するカウル一式を取り替えます。
付属のカウルは黒のプラスチック製ですので、好みに応じて塗装します。私はスプレーで左図のように塗り分けてみました。如何でしょうか? Lowが外側でHELLA製プロジェクター、H1-55wバルブを使用します。
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それでは取り付けましょう
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まずフロントグリルを外します。左図のグリル上面4ヶ所のクリップを上から押して外し、グリル上部を手前に引きながら、上へ引張り上げて外します。
失敗すると、グリルとヘッドライト部を引っ掛けている爪(プラスチック製)を折りますのでご注意を!(私はBFのときに折っちゃいました) |
純正ヘッドランプの取外し
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ヘッドライトは、Assy上部の2ヶ所のボルトの他、グリル裏にもボルトがあります。この3ヶ所のボルトを外したあと、手前に引けばAssyが外れます。
(もしかするとウインカー付近のゴム部が固着していて、取り外しにくいかもしれませんが) ウインカー付近はプラスチックブッシュに突起がはめ込み固定となっています。 Morette付属の英語版解説書によると、輸出仕様(北米仕様?)はウインカーがBFの様に別パーツになってるみたいですね。 そうそう、右側のエアダクトは外しておいたほうが作業が楽にできます。 |
Moretteと純正ヘッドランプの比較
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各々のヘッドランプユニットを上から撮影してみました。
さすがに純正はコンパクトに、すっきりとまとまっています。配線処理も外に線がのたうつことも無く、きれいです。 一方のMoretteは、Lowプロジェクターの長さが目立ちます。またカバーも複雑な形をしており、ランプの選択、固定方法に苦労したのだろうなあ、と思わせる形状ですね。配線も(後からつけたHIDのバラストのせいで)ごちゃごちゃです。 |
Moretteの取付け
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ヘッドランプ用の4極コネクター、及びウインカー用の2極コネクターを接続したあと、Moretteを取り付けます。ウインカー用のコネクターには抜け止めの爪がありませんので、ビニールテープなどで抜け止め措置を行ないます。
取付は純正取付けボルト3本の他、ウインカー側に六角棒状のナットを使用して固定するのですが、これを締め上げるのが大変です。ラチェットレンチは入らないし、スパナでは掛け替えが大変。そこで8mmの板ラチェットレンチを使用すると楽に固定が出来ます。
取り付けたあと、光軸を調整し、グリル、エアダクトをもとに戻せば終了です。 光軸調整は、Hiは蝶ナットなので簡単にできますが、Lowは8mmのナットなので回すのが大変です。スパナをかけようにもスペースもありませんし。 そこでLowランプを前からぐーっと押し、ナットに加わる力(スプリングによるテンション)を中和してから、指でナットをくるくる回すと比較的簡単に光軸調整が出来ます。
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作業終了
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取り付け後は独特の顔つきになります。対向車などは、一瞬車種がわからないようで、怪訝な顔をされることもありますね。
特に左の写真は、SC OSCERも付けた状態なので、お下品な顔つきになってますね(明るさにこだわった結果、こうなっただけなのですが。うーむ。)
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注意点など
メンテ性が悪いです。Hi以外のバルブを交換するには、ヘッドライトユニットを一旦取り外す必要があります。まあ、慣れれば簡単なのですが。
'98/1の関東大雪時、常時点灯していたLowは大丈夫だったのですが、Hiにはレンズ前のくぼみ部?に雪が積もってしまい、いざHiが必要なときに機能してくれず、困った事になりました。もっとも雪道でヘッドライトに雪が付着するのはよくあるそうなので、この形状は積雪を助長しやすいと考えるぐらいで良いらしいですが。
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