ウインカーをポジションランプにする

注意:以下の内容は、あくまで私が自身の車であるBG5C GT-B Limitedに対して行なった作業の記録です。
ご自身でDIYされる方は、自己責任での作業をお願いいたします。
 
 なんでやろうかと思ったか?というと
 
MoretteのポジションランプはHiビームの中に内蔵されています。但しこれには前々から思うことがありまして。。。
 
 その1.ポジションランプ点灯時、Hi用のランプが結構ぎらぎらと光り、下品である(笑)。
 その2.ポジションランプは、車両の外側についているべきである(車幅灯という言葉もあるし)。

以上の点から、なんかいいものが有ったら対策をしようと前々から思っていました。
で、最近カー用品店で以下のキットを見つけたので、取り付けてみることにしました。

 購入したのは?
 
シンプルなパッケージ内容 今回見つけたのはヤック株式会社製、EP-3、ウインカーポジションランプ、というものです。要はポジションランプ作動時にウインカーに微量な電流を流し、弱く点灯させることでポジションランプのようにしようという考えですね。ウインカー、ハザード使用時には優先回路(と書いてある)により通常のように作動するらしいです。
 
この種の製品には、ウインカーのバルブをダブルフィラメント球に変えてしまうというワイルドな奴もありますが、どうせ固定方法で悩むのが見え見えなのでやめてました。
 
パッケージの内容はご覧のとおり、本体と分岐コネクタ5個というシンプルなものです。

 中身は?
 
ダイナミックな空中ダイオード配線(笑) この手の製品は、買った以上分解したくなるのが心情です。中を見てみると部品点数も少なく、なんとなく自分でも製作できそうな気がしてきました。(でも回路が書けないから、やっぱり無理か)
 
なんかダイナミックにダイオードが空中配線されてたりしますが、大丈夫なんかなぁ?
 
ちなみにケースの正面には放熱用?のスリットが入っているため、ケースの固定場所は水のかからない位置を選ぶ必要があります。

 

 さて、取り付けてみましょう
 
運転席ウインカーの作業状態

ポジションランプ+線に接続

本体はエアクリの横

さて、いざ取付け!と思ったところ、線の長さが異様に短いことに気が付きました。本体と反対側ウインカーに接続する線の長さが1.5mぐらいしかありません(おいおい、パッケージの何処にも軽自動車専用とか書いてないぞ!)。ただでさえLegacyのヘッドライト付近にはスペースが無いので本体の設置場所に苦労するため、線の長さは長くないと取付け不可と思います。

で、途中で線を継ぎ足すのもみっともないので、本体をばらしたついでに線を基板の部分で付け直しました。緑の線が手元に無かったので、線の色は結局青と黄色になってしまいました。ポジションランプの+線に取り付ける線も短そうなので、これも付け直しました。

では気を取り直して取付け再開です。
作業自体は簡単です。
・ウインカーの+線をカットし、本体からの線を接続する。
・ポジションランプの+線から、本体へ線を分岐させる
・本体のアースを取る
以上の3項目だけです。
 
ではまずウインカー部の作業から開始!(上の画像)
Moretteの場合、ウインカーの線にアクセスするためにはヘッドライトを外す必要があります。で、ヘッドライトをずらした後、ウインカーの+線に今回の製品の線を割り込ませます。
ウインカーの+線は、純正配線のうち黒ではない色の線でした。画像は運転席側ウインカーに作業を行った状態です。
 
また取説にはウインカーの線はカットし、分岐コネクターを使用して本キットに接続するようかかれていますが、当然ここはギボシコネクターで元に戻せるよう加工しました。
 
ポジションランプ部の作業(真中の画像)
前述のように、ポジションランプの+線から、製品本体へ線を分岐させます。Moretteの場合、ポジションランプに接続されている白い線がそれでした。画像ではこの白い線をポジションランプがら外し、本体へつながる赤い線へつないであります。
 
本体の設置(下の画像)
本体は両面テープで、エアクリボックスの前に設置しました。本体の大きさはさほどでもないのですが、平面がエンジンルームになく、設置場所を探すのが一苦労でした。
あとはアースをボディーアースして、作業は終了です。
 

 作業終了、使ってみると
 
ちょっと明るすぎか? さて夜になったのでポジションランプをつけてみました。画像ではプロジェクターランプが光ってるように見えてますが、これはレンズがフラッシュを反射しているためです。
 
見た感じは、う〜ん、いまいち明るすぎますね。これでもウインカー作動時より若干光量が落ちているのですが、それでも明るすぎのようです。これの2/3ぐらいの光量だといい感じなんですけどねぇ〜。まぁ、他車両に認識されないよりはましなんですけどね。
 
ウインカー、ハザード使用時は、ちゃんと従来どおりの光量で点滅します。ここら辺は能書きどおりでした。
 
それとポジションランプ点灯時は、じわぁ〜っと明るくなっていくのがちょっとGoodです。

 その後
 
機能自体は気に入っていたのですが、その後よくよく動作を見てみると、以下の問題が発覚?しました。
ウインカー作動時は、点滅しない側のウインカーが消灯してしまうのです。つまりウインカー点滅時は車幅灯として機能しなくなってしまうんですね。
これはまずいなぁ、と思っていたところ、(株)アルティアから、Legacy用フロントターンランプポジションシステムが販売になりました。
 
早速同社のHPを確認してみると、上記の問題は解消されているようです。で、2002/1/14に早速とっかえちゃいました。適合はBH/BEのA〜Cタイプですが、基本的に汎用性があるのでDIYでBGにも付けられました。その様子はこちら

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