SC OSCERの取り付け

注意:以下の内容は、あくまで私が自身の車であるBG5C GT-B Limitedに対して行なった作業の記録です。
ご自身でDIYされる方は、自己責任での作業をお願いいたします。
 

 SC OSCER
 
SC OSCER側面写真 純正のBOSCHフォグの配光に疑問を感じたので、補助灯の変更を行ないました。ランプは大きい方が明るいと信じています(笑)ので、似たようなサイズで極力大きい物を選んでみました。

結局購入したのはCIBIE製、SC OSCERコーナーリングセットです。外形はBOSCHの160mmを凌ぐ175mm、奥行きは110mmも有ります。また、取付部が写真のように外形よりも出っ張っているため、取付はなかなか難しそうです。

これだけ大きい(重量:1020g)と振れ止め措置も必要だろうと思い、ターンバックルステー(CIBIE製、150mm)も取り付けました。

なお現行モデルはリモコンスイッチですが、わざわざ旧モデルのプッシュスイッチ式を探してきました。理由は後述。

 取付けステー
 
悩んだステーの組み合わせ BOSCHフォグのステーを流用できるかと思ったのですが、残念ながら専用設計のようで使用できません。余談ですが、このBOSCHフォグって初代カルディナにも採用されてるような気が...

結局いろいろステーを組み合わせた結果、エーモン製のランプステー(S115)と手持ちのL型金具(8年ぐらい前に、確かFET製の汎用ステーとして購入した。但しサイズはCIBIE製の汎用L型ステー(L005)と同一のようです。通常のL型ステーより強度が有り、お薦めです。)の組み合わせで落ち着きました。SC OSCERは大きすぎたかなあ。

但し、エーモン製ステーを製品通りの取付け方法(コの字型金具ではさむ方法)で固定させると、ランプ重量に負けて結構ぐらぐらします。

仕方ないので、車体リブ、及びランプステーにφ6mmの穴を2ヶ所づづあけ、ボルトでがっちり固定しました。

 ターンバックルステーの取付け
 
ターンバックルステー取付部 これも良い位置にサービスホールが無かったので悩みました。写真も撮りにくい位置で、いまひとつ判りにくいですね。写真はフロントグリルを外した状態で、下側が車前方部になります。画像上側の黒い部分はラジエーターです。

これはフロントグリル下にあいていたφ5.5mmの穴を利用し、汎用の小型L型ステーを組み合わせて固定した物です。

光軸調整の最終段階でターンバックルを締め上げれば、かなりがっちりとランプを固定できます。

 配線作業
 
リレーの取付状態 リレーの制御線に純正BOSCHフォグ点灯用の+線をつなぎ、操作するようにしました。よって配線作業はエンジンルームのみで簡単に終了しました。

結果、純正スイッチで操作でき、純正のプロジェクターフォグと排他点灯(3灯以上同時点灯しない)が可能です。これでバルブ以外は車検対応のハズです。(まてよ?ランプ自体が対応してないかも(笑))

これをやりたいがために、わざわざプッシュスイッチ式のモデルを探し出したのです。もしかするとリモコンスイッチ式でも可能なのかもしれませんが、リレー制御線探しが面倒そうだったので。(プッシュスイッチキットが別購入可:7,500円と知ったのは後のことです。)

 作業終了
 
おそらく、これ以上大きいフォグはつかないと思う 純正ヘッドライトとの組み合わせで写してみました。純正BOSCHフォグよりも存在感は大きいです。大きすぎて、ちょっと下品かな?

このように書くと簡単そうですが、実際はステーが決まるまで非常に悩みました。ランプがバンパーより前に出たり、光軸が合わせられなかったり(バンパーやグリルネットにランプがぶつかったので)、取付強度が不足してぐらぐらしたり。
皆さんのお役に立てば幸いです!

余談ですが、これより小さめの補助灯(MINI OSCER H4)であれば、純正BOSCHフォグを固定しているプラスチックブッシュ?を取り外した後のφ10mmの穴を利用して、補助灯を吊下げる形で固定できるそうです。(六連星さんの掲示板の情報より)
 
更に余談ですが、左画像の状態+ノーマル55wハロゲンバルブの状態で、車検がクリアできましたので、参考までにご報告します。

 注意点など
 
上方に光がじゃじゃ洩れなので、光軸をいくら調整しようが、対向車がいる状態ではとても使用できません。 
そのかわり、暗い夜道では今まで見た中で最強の明るさですね。もう少し高い位置(ヘッドライトと同じ高さ)につけば、理想的なライトといえます。(低い位置では、路面の凹凸が長い影をひくので) 
余談ですが、最近インプレッサ用にHIDのSC OSCERが発売になったようです。2倍明るいSC OSCERに3倍明るいHIDの組み合わせとは!6倍明るいのでしょうか?うーん。一度見てみたい!

 ちなみに補助灯の車検対応は
    CIBIEのカタログより抜粋しました。昔と少し変わったらしいです。()内は主に個人的感想です(笑) 
 明るさ(カンデラ数)の制限は無くなったらしいです。
 CIBIE製ランプの場合、バルブを12V55Wのノーマルバルブにする(高効率タイプ不可。なんでだろう?寿命?色?)
 補助灯の単独点灯不可。(スモールバルブも同時に点灯すること)
 左右対称に取り付いていること、かつ左右同色のバルブを使用すること。
 補助灯レンズ最上部が、ヘッドランプレンズ最上部より下にあること。
 レンズ最外縁が車両外側より400mm以内(と言うことは、ちっちゃいフォグをナンバープレートすぐ傍に付けてるのは違法なんだ。へえ〜。)
 レンズ最上部高さが800mm以内。
 レンズ最下部高さが250mm以上(と言うことは私の場合、ローダウンするとダメらしい(ノーマルサスで約255mm))
 車体寸法を超えないこと(バンパーより前に出ちゃダメ)
 ランプがブレないこと
 ランプの光軸を水平以下にし、対向車の迷惑にならないこと(でも、SC OSCERはどうやっても対向車の迷惑なんですけど?でも車検通ったし。。。ハテ?)
 3灯以上の補助灯(純正フォグ含む)の同時点灯は不可。(BG型に乗ってる方なら、純正BOSCHフォグ用のハーネスを購入することでスマートに対応できると思います。よく町中でフォグを4つ点灯させてる人は違法ですね。そういう人に限って、ヘッドランプをつけてなかったりする。あれって無灯火扱いだと思うのですが。)


いや〜っ、文面にすると結構面倒ですね。
 
ちなみにこのSC OSCERは、バルブを12V55Wのノーマルバルブにしたところ問題なく車検に通りました。まぁ、ちゃんと車検に通るように、いろいろ取り付け方法などを考えたんですけどね。


 

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